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須坂市探検隊


(2006.08.13)
来迎念仏
長野県須坂市野辺地区に伝わる「来迎念仏<ライゴウネンブツ>」は昭和47年に須坂市指定無形文化財の指定を受けました。

来迎念仏は「四度の念仏」とも呼ばれるように「春秋の彼岸」、「盂蘭盆<ウラボン>」、十一月の十夜念仏の年四度行われます。

鎌倉時代の僧、遊行一遍上人<イッペンショウニン>が始めたとされる踊念仏が、嘉暦年間<カリャクネンカン>(1326〜1329)に遊行四世呑海上人<ドンカイショウニン>によって伝えられたものといわれています。

須坂市野辺の光明寺の入り口には「来迎念仏名号塔」があり、そこには
「南無阿弥陀仏」「遊行四世」
と刻まれています。
前にも述べたように遊行四世とは呑海上人のことです。
その他にこの石碑に刻まれた銘文より「地震によって一度失われたが、その後明治5年(1872)に再建された」ことがわかるのです。


野辺の来迎念仏には「念仏和讃(念仏を唱えるという意味)」と「念仏獅子(獅子が舞うという意味)」の二つの要素が入っていています。
本来の時宗行儀である念仏和讃に、後日念仏獅子が後付けされたと考えられています。

「来迎念仏」の中でで唱えられている念仏和讃の内容には1千年以上前より歌い継がれている一節があるそうです。
1千年前の歌ですよ!ビックリですね!!


野辺地域に伝わる伝統念仏芸能「来迎念仏」。
これから大切にして後世に伝えていってほしいものです。







今回の参考文献
須坂市の石造文化財<須坂市教育委員会>
新撰須坂市の文化財<須坂市文化財調査会>
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