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(2014.07.10)
青面金剛庚申塔

須坂市新町の不動堂入口に青面金剛庚申塔(ショウメンコンゴウコウシントウ)があります。
紅殻(ベニガラ)という赤い塗料が塗られているので、すぐに分かります。


庚申信仰は中国から伝わった民俗宗教で、日本では平安時代より行われ江戸時代に民間に広まったようです。
干支(カンシ)の組み合わせで庚申(カノエサル)の日が60日に一度やってきます。「庚申の日」の夜には人間の悪さを神様に報告し、寿命を縮める「三尸<サンシ>の虫」が出るとされ、それを恐れた人々は庚申日には夜も寝ないで仲間で集まり酒盛りや話をする「庚申講」という行事を行い、それを防いだのでした。

そして庚申講を3年(18回)続けた記念に、集まった仲間で「庚申塔」を建立したのです。
今でも須坂市内に多くの庚申塔や庚申信仰の本尊である青面金剛を表した碑が残されています。

この新町の青面金剛庚申塔は一面六臂(イチメンロッピ)で、上部に二鶏、下部に三猿が彫られています。
建立された年「享保5年」とも彫られています。享保5年(1720)は干支でいうと庚子(カノエネ)にあたります。
また、昔から須坂では願をかけ、願がかなうとお礼に紅殻を塗る風習が庚申塔にはあり、この青面金剛庚申塔は紅殻を塗る風習が残された貴重なものです。





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