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須坂市探検隊


(2005.11.19)
村石の庚申塔

須坂市村石を走る国道406号は「旧大笹街道」です。

村石町の地蔵堂の脇に松の木があり、その根元に「庚申塔<コウシントウ>」があります。
石祠の裏に「享保七年壬寅八月日」とあり、側面には「右須坂 左善光寺」と刻まれています。

この場所は「大笹街道」と「善光寺道」の分岐点で、享保7年頃に関東方面から大笹街道を経て善光寺への参詣者が多くなったことから、道標として建てられたものと創造されます。
享保7年は「村石村」開村60年の年にもあたるのですよ。

参詣者には嬉しい道標ですね。

先に書いた「地蔵堂」の中には5体の地蔵が安置されています。
その中の1つに「台付自然石座像」と言われる地蔵があり、次のような言い伝えがあります。

昔、小林勝右衛門という人が田の代掻き<シロカキ>をしていると、毎年牛が止まって動かなくなる場所があったそうです。不思議に思い田を堀った所この地蔵が出てきました。
その後、この地蔵を地蔵堂に祀ってから村に疫病が無くなったのです。

この言い伝えが本当かはわかりませんが、言い伝えの内容から地元の方のこの地蔵への愛着が感じられますね。


通りをサッと通り過ぎてしまえば目につかないものがあります。
目に付いても興味が無ければ、そこにあるのが当たり前になり気にも留めないでしょう。
しかし地域のあちらこちらに点在する石碑や地蔵には、それらを建立した方の思いが必ず込められているのです。
今となっては伝承もされずに、わからないものが多くなってしまいましたが、時にはそのようなものにも目を向けることは大切なのだと思います。





 

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