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須坂市探検隊


(2005.12.16)
小坂神社

須坂市井上にある「小坂神社」は江戸時代後期まで「天満宮」とよばれていました。
それは鎌倉時代以前に須坂の豪族で後に「高井源氏」「信濃源氏」とよばれた家系の1つ、「井上氏」の氏神が源氏と同じ八幡神であったからです。

井上氏の館跡が今も井上地区に残っていますが、たまたまその屋敷の近くに古社があったので氏神として転用したものと思われます。
同じく信濃源氏の1つの「須田氏」は墨坂の「墨坂神社」を氏神として祀っていました。




天平宝字1年(757)に定められた「養老律令<ヨウロウリツリョウ>」という基本法令があります。
延喜5年(905)に書かれたこの法令の施行細則を集大成した古代法典で「延喜式<エンギシキ>」があり、「小坂神社」はそこに記載された神社なのです。歴史が深いなぁ・・・

この「延喜式」に記載されている神社を「式内社<シキナイシャ>」とよんでいますが、高井郡の式内社は6社あって、その内社名と社地が確定している神社は「小坂神社」だけなのだそうです。これまた貴重。

元々はこの地を開拓した祖先を祀っていたものと考えられていますが、先に書いたように、その後「井上氏」によって「八幡神」が祀られたのです。

境内には須坂市指定天然記念林のケヤキの森があり、樹齢三百〜六百年もの木が23本もあるのですよ。

小坂神社は千年も前の古い書物に登場するなど、須坂の歴史を考える上で重要な神社です。小坂神社の歴史について書かれた資料は少ないのですが少ないが故に調べ甲斐があって面白いです。



 

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